遠隔監視装置 BeagleOne-D

BeagleOne-Dとは?

BeagleOne-Dは、設備や機器等の情報を遠隔地で収集したり、異常情報を携帯電話やパソコンへ自動的にEメール送信する装置です。
また オプションのサーバーソフトを追加すると、各機器から送られてきたデータを一括管理し、常時監視や遠隔制御ができます。
さらに複数拠点に置かれた「BeagleOne-D」の情報も一元的に管理することが可能となります。

姉妹製品「BeagleOne-A」はこちら

BeagleOne-Dとは?

BeagleOne-Dの特徴

  • 保守負担を軽減
    現場における各機器の稼働状況をリアルタイムに
    一括管理できるので、効率的な保守運用が可能になります。
  • 豊富な入出力端子
    デジタル入力、アナログ入力、RS-232C、
    リレー出力に対応しており、様々な機器の監視及び制御ができます。
  • 柔軟な条件設定
    データの報告や外部機器制御のタイミングを柔軟に
    設定できますので、かゆいところに手が届きます。
  • 優れたコストパフォーマンス!なんといっても安い!
    従来品の1/10という導入コストを実現しました。

使用例

事例1 複数の現場からデータを収集
現場ごとに設置したBeagleOne-Dは、サーバーPCに収集したデータをインターネットを介して送信できます。またサーバーに導入したサーバーアプリケーションは、複数の現場のデータの管理が可能となります。さらにクライアントアプリケーションからは、複数の現場データを閲覧することが出来ます。 

事例1 複数対象の状態異常監視

事例2 有線網と無線網のハイブリッド監視
インターネットを利用した有線網の運転監視と、「FOMAユビキタスモジュールアダプタ」を使用した無線網の両方を利用する構成です。通常時のデータは有線網を使用し、停電時で有線網が使用不可になった場合の緊急通報のみFOMA無線網を利用する設定にすると、非常に安価なランニングコストで、確実な監視を行うことが出来ます。

事例2 ドアセンサー及び赤外線センサーによるセキュリティ監視

事例3 複数対象の運用監視(FOMA通信網経由) (※要カスタマイズ)
「FOMAユビキタスモジュールアダプタ」を使用し、サーバーへデータを送信し管理する構成例です。この場合、有線網の整備が難しい場所や環境でも監視が可能となります。またカスケード接続(数珠つなぎ接続)を使用することにより、回線契約を1本にすることが可能です。

事例3 送信条件ごとの設定監視 ~一定時間内の複数回入力で通報~

導入実績

フジテコム株式会社 様

北海道の企業局での下水監視
水量測定と水流監視で利用

三精テクノロジーズ株式会社 様

コンサートホールに設備する携帯電波妨害装置の遠隔制御

愛媛大学 様 共同研究開発

野菜の成長監視、管理 (愛媛大学との共同研究開発)

山形県警察 様

高速道路の標識を遠隔から切替制御するために、BeagleOne-Dを利用。FOMA網を利用することにより、特別な通信インフラの工事を行うことなく、遠隔制御を実現した。

製品カタログ

BeagleOne-D パンフレットPDF (1.69MB)

より詳細な製品スペックや活用方法をご覧になりたい方は、
こちらよりカタログのダウンロードが可能です。

BeagleOne-D パンフレットPDF (1.69MB)

機能一覧

接点入力 入力端子8点/無電圧接点(a/b接点共に対応)
アナログ入力3点、リレー出力接点2点
シリアルケーブルによるPLC接続
(※オプション)
シリアルインターフェイス(RS-232C)により、機器を制御しているPLC(シーケンサ等)からのデータ収集や警報通知などが可。
データの蓄積と表示 オプションのデータ管理アプリケーションにより、各地に点在するBeagleOne-Dが監視している接点の情報を表示。
停電対策 充電池内臓(停電発生時の停電/復電通報標準)
イーサネット接続ポート イーサネット接続ポート( LANポート)標準装備
設定変更ツール 担当者変更や送信回数、メール本文などの各種設定変更ツール標準装備。
警報Eメール送信 警報発生時(接点入力発生時)に、イーサネット接続ポート(LANポート)からEメールを送信。
また別売り「FOMAユビキタスモジュールアダプタ」を使用すると、既存のネットワークから独立した形でEメールを送信。
接点増設 ・イーサネットを利用して送信する場合、スイッチングハブ等を介し複数台設置することで、接点の増設が可。
・FOMA網を利用して送信する場合、同梱のRS-232Cケーブルを使用しカスケード(数珠つなぎ)接続にすることにより、FOMAユビキタスモジュールアダプタを1個に集約し、回線契約も1本で可。

仕様一覧

利用回線 Ethernetまたは、FOMAパケット通信
デジタル入力接点 端子数 8ch(無電圧接点:a/b接点共に対応)
入力方式 レベル(ラッチ)/パルス
アナログ入力 入力点数 3ch
入力モード 電流 0~20mA、4~20mA
電圧 0~5V、1~5V(カスタマイズ対応)
分解能 8ビット(10ビットにカスタマイズ可能)
サンプリング間隔 1秒
リレー出力 2ch
通信I/F LAN(RJ-45) 10/100Mbps対応
シリアル
(RS-232C)
D-sub9ピン×2
(FOMAモジュール接続、カスケード接続、PLC接続M設定変更に利用)
通信判定機能 デジタル信号 100ms~60s間の信号保持を検知
停電検知 本体供給電源の停電/復電を検知
トリガー条件 複数信号のAND/OR/NOT条件機能
単位時間カウント機能
Eメール通報機能 通報方式 Eメール
通報先 最大30アドレス
文字数 1メッセージ当たり最大
  題名:32文字、本文:全角128文字
メッセージ数 最大32種類
通報回数 0~100回、無制限
別担当者送信 1通報あたり最大5段階
通報停止条件 返信Eメールの受信、設定通報回数到達
データ通信機能 データ形式 専用フォーマットによるデータ通信
オプション
(カスケード接続)
接点増設 BeagleOne-Dを最大8台接続により、通信モジュールの共有可能
電源 通常 ACアダプタ(AC100V / AC200V)
停電通報時 ニッケル・水素蓄電池
動作環境 温度 0℃~40℃
湿度 20%~80%(結露無きこと)
周囲 腐食性ガスの無きこと
強い磁気や強い電磁波の無きこと
消費電力 7W
外形寸法 127.0mm(W) × 102mm(D) × 48mm(H) ※突起物は除く
重量 約600g
主な付属品・添付品 ACアダプタ(BeagleOne-D用)
BeagleOne付属CD
 ・取扱説明書
 ・設定用ユーティリティ

ランニングコスト

BeagleOne-Dとサーバーをネットワーク経由で接続する場合 ・インターネット利用料金
BeagleOne-DにFOMAを
接続する場合
・回線使用料(FOMAパケット通信サービス利用料金)
・プロバイダ利用料金(mopera等)

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